道具のはなし

先日のブログで２号機（老眼鏡）のことを書きました。

今現在、裸眼でお客様の髪は自然に見えてます。（と、言っても条件が合えばですがw）よく、お客様とも話すんですが、実は裸眼で目の前のお客様の髪の毛１本を指でつまむことも簡単に出来るんです。（しつこい様ですが条件が合えばw）ずっと髪の毛見つめてきましたからね３０年以上。ただ、その手に取った髪の毛を見つめた目で少し離れた鏡の中にいるお客様を見た時にちょっと見え辛いwボヤけるというか、レンズ機能が年と共に。。特にメンズの刈り上げ面であったり。そこで、初号機は中近両用を作ったのです。［メガネの上半分が鏡（1〜2m)を見る度数、下半分が手元(30〜50cm)を見る度数に合わせて］ところが、僕の仕事はお客様の襟足などは上目遣いで下から覗き込んだりするので、メガネ上半分側で見なければならず、遠く用のレンズでは近い場所がボヤけてしまい、全く使い物にならなかったんですねw見るという事に拘りが強いせいか、メガネ屋さんをだいぶ困らせました💦

元々裸眼で見えてはいたのですが、よりしっかりと見える様に作ったメガネですが仕事で使えず、また裸眼に戻っていました。上記の（条件が合えば）というのは外が晴れて明るい時間帯で、逆に条件が悪い（見え辛い）のは、雨天や曇り、夜間などです。歳には逆らえず、条件が悪いと近場も見えづらくなってきた昨今でしたw

そこで、ほぼ裸眼で仕事は出来るので、見え辛い時にだけメガネを装着するのに良い方法はないか？と考え初号機のメガネ屋さんに色々相談に伺いアドバイスを頂き、２号機を作ることにしました　。

２号機ははね上げタイプで、見え辛いときだけレンズを下ろし普段はレンズを上げて仕事する仕様です。使い始めて1週間天候も良くほぼ使わなかったけど、ここぞという時は助かりました。年末は2号機で乗り切れそうですw

道具の話しついでに

仕事道具ハサミの話し

現在僕の使っているハサミ（シザー）を勝手に紹介ですw

先ずは、切れ味は抜群狙ったところでスパッと切れる質実剛健タイプ。ベーシックスタイルをしっかり作る時によく使います。

次は、今現在最もベースカットでの使用頻度の高いハサミ。

切れ味は抜群なのにライトな感覚で今のヘアスタイルに合っている感じです。　上記2つがベースカット（ヘアスタイルの土台）を作る時に使用するハサミです。

次は、上のより形状は似ていますがよりコンパクトなハサミ。

こちらも切れ味がかなり良くドライ（乾いた）な髪も逃す事なく寸分違わず切り落としてくれますので、ノーストレスで仕上げの繊細な部分で活躍してくれます。

次は、梳き（すき）ハサミです、

ハサミの抜け感、削ぎ率、僕の中ではパーフェクトです。最初これで髪の毛梳いた時、「なんじゃこりゃ！！」って驚くほど良かったですw

次は、今までのとはちょっと形状が変わっています。

刃先がややカーブしていてどちらかといえば髪をしっかり切ることが出来ないので柔らかく髪が逃げてしまいます。なので切り上がりも柔かな質感になり、やはり現在のヘアスタイルを作る上ではとても使用頻度の高いドライカット用のハサミになります。

最後に、最近購入した新人君ですw

やはり刃先がカーブしていて、１つ上のハサミと形状は似ていますが、ハサミ屋さんにお願いして刃先数ミリだけしっかり髪をつかまえて切れる加工を施してもらっています。ハサミの開閉には殆ど力を必要とせず髪の毛を逃がしながら柔らかく切りつつ、最後はしっかりつかまえて切りきるって言う僕の思いを形にしたわがままシザーですw彫刻の様なイメージでヘアスタイルを作る際に、この新人君がまた良い仕事するんですよw

以上の６丁を常に使い回しながらお客様の髪をカットさせて頂いてます＾＾後はレザー（剃刀）２本とサブの梳きバサミ２本です。

ちなみに