今年1年をシュトーレンしてみる後編

今年をシュトーレン食べながら振り返る企画の第2弾です。

今年はなんと言っても、昨年に続き新型コロナウィルスに振り回された1年でしたね。

 

この約2年間、

コロナが僕に教えてくれたことは

先行きの見えない中で、図らずもそれまで培ってきたサロン運営の答え合わせができたというか、方向性として間違って無かったのかなと、知る事が出来たことなのかもしれない。

そんな中で、引き続きご予約が取りづらいなかご来店頂けるお客様に、何かお返し出来ることはないかと考え、昨年からヘッドスパを学び、今夏より導入致しました。カットやカラーのシャンプーの際に少しだけサービスのつもりでしたが、ご好評をいただく事が増えメニュー化へ。今日も朝から+spaメニューのお客様が4名ほど続きまして、少しは形になってきたかなぁと思うこの頃です。

昨年はトリートメント、そして今年はspa

来年は、どちらも同様に精度を上げて行こうと考えておりますのでお楽しみに♪(ってか僕が1番楽しんじゃってるかもw)

 

最後に

こちらのハサミ。

やはり昨年に引き続き今年1年も、このハサミで僕の仕事がだいぶ変わりました。

元々僕自身が直線的なエッジの効いたスタイルがあまり好きでは無いという事もあり、柔らかく仕上げるにはと試行錯誤していた所で出会ったハサミ。

毛束を引き出し、シェープしてカットしたものを積み上げていく従来の切り方に加え、自然に髪をときおろした状態から削っていく。彫刻に近いイメージで仕事が出来るハサミ。

16世紀ミケランジェロは、天使像を前に「彫刻家は石を掘って像を作るのではない。大理石の中に天使がいるのだ。彫刻家はその姿を見つけて自由にするだけなのだよ。」と。。

ミケランジェロとまでは到底行きませんがwまさに、そんなイメージで仕事ができた1年でした。

※実はこの年末にこのハサミが刃こぼれを起こし、使い物にならなくなってしまい、慌ててメーカーさんに連絡したら、その日たまたま在京で直ぐにmo’coolに来て対応して頂き、会社までハサミを持ち帰り研いでる間の代替えハサミを貸してくれるという神対応!!何事も無かったかの様に仕事出来ました。この時は本当に助かりました。

トリートメントやハサミなどの進化に合わせ、それを使いこなす側も進化を遂げれるよう感覚を磨く。

来年は、新しいカラー剤(低刺激でダメージを抑えた)の導入も検討に入りました。

このような、メーカーさんやディーラーさん、知人の美容師さん達のオープンな情報交換の場など、自分の置かれた環境に感謝しつつ、皆様にはソロでのサロンワークにより何かとご不便をお掛けしたしますが、ご満足いただけるよう今後も精進して参りたい思います。

20代の頃、見上げていた4.50代の美容師さんの年齢になった今思うのは、、、

『ハハ、まだ進化するのかーい』

ですw

なんて事を、シュトーレン食べ終わっちゃったので💦カミさん手作りのティラミスのクリスマスケーキを食べながら思う朝です。メリクリ🎄

さっ今日も行くで!🕺🏻

 

 

 


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