内と外

 

いよいよ梅雨入りだそうで、、
雨が降らないと農作物も育たないけど
降りすぎると、甚大な被害も起きかねないですからね。。

なんとかちょうど良い按配に、、ならないものですかねw

 

ちょうど良い按配といえば、、、

先日、サロンワークでこんな事がありました。

 

:お客様データ:

パーマやカラー+カットなどでご来店のお客様
ご自宅で自身による市販のカラー剤でセルフカラー(自染め)履歴あり。

自染めの頻度は、月に1〜2回(スケジュールによる)

ただ、セルフカラーだけにそれ以上の頻度になる事も想像出来ますが、、

自染めの箇所は、ご自身で見える範囲、手の届く範囲

と、まぁよく一般的に自染めをされる方とほぼ同じです。

 

※ここで1つ。
僕は、セルフカラー(自染め)を
否定も肯定もしませんw

もちろん、mo’coolで染めて頂いた方が
髪の状態管理的にも良いですが
皆様のそれぞれペースというものがありますしね^^

なので、パーマなど施術する際は
ご来店頂いた時の髪の状態
セルフカラーによるダメージ差があるのなら、
そのダメージに薬剤パワーは合わせていく施術になります。

すなわち
上記のお客様ですと、自染めを繰り返されている
顔周りからトップにかけてと、
mo’coolで染めている手の届かない、
頭の後ろ(後頭部)では

ダメージが異なりますので、薬剤パワーもそれぞれの
ダメージに合わせて調整する事になります。

市販カラー剤で自染めを繰り返した髪に対し
ダメージの蓄積は、頻度と共に高くなる傾向にありますので

パーマの仕上がりについても
お客様ご自身でセルフカラーされた部分と
されていない部分のカールをアジャストさせるには、、

かなり難易度は上がります。。

そう言った意味のでも
僕は、自染めは否定も肯定もしませんw

 

ところが!

今回のケースはちょっと違いました。

なんとっ
お客様ご自身で自染めしていた部分だけが

パーマがかからない。。

mo’coolでサロンカラーしていた部分はちゃんとカールが
出ているのに、顔周りからトップにかけてカールが
ダレる現象が起きました^^;

これは、正直初めての経験でした。

通常は、

セルフカラー=ダメージ大→かかりやすい

サロンカラー=ダメージ小→通常

というのが僕の中でのイメージでしたので、

 

セルフカラー(自染め)=薬剤→弱

サロンカラー=薬剤→通常

 

という薬剤設定になるのですが、、

前回のパーマで、顔周りのカールの落ちを早く感じたので
もう少し、しっかりめでというオーダーだったので
今回は薬剤のパワーを上げたにも関わらず、、

前回同様にカールがダレるという・・

サロンカラーの部分は狙い通りのカール
自染め部分がカールが弱いという
想定とは逆の結果に。

考えられるのは、、
自染め部分に見られる
艶を通り越して、光沢と言っても良いぐらいの根元からの艶。

おそらく、シリコン系だと思われます。

月に1〜2回の根元の白髪へのアプローチ頻度からすると
結構なシリコンが付着しているのか??

シリコンなどにより、
髪の毛の外側は強化されているけど、
内側のダメージは、、どうなのか?

シリコンにはじかれたパーマ剤を、
何とか内側まで浸入させる事が出来たとしても、、
繰り返された自染めの髪に長時間パーマ剤を放置したら、、

・・・・・。

と想像しています😅

または別の原因があるのかも知れませんが
ここへ来て市販のカラー剤にも変化が出てきている感じですね。

さてさて
シャンプーなどに含まれるシリコンなどは
わりと除去出来ますが、、いよいよカラー剤にとなると。。

カラー剤メーカーさんは、
パーマの事なんで考えてくれないだろうしなw

市販のカラーで、艶が出るならそりゃお客様も使うわね。。

 

なんか、もうちょっと
良い按配にならないもんですかねー

んーー、困ったッス^^;

 

 

 

 

 

 

 


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