そもそも。

最近、労働環境を改善するってことを良く耳にします。

僕ら美容業界でも昔からのブラックな労働環境ゆえに、そういった話題として取りだたされることも多くてですねwよく一般の企業と比較されたりします。

例えば一般企業だと、研修期間中も給与は発生するし労働時間内に研修は行われる。仕事に必要なスキルは労働時間内に教育するシステムが多く、僕らサービス業は、仕事中は接客が主なのでお客様が中心になる。自分のことは営業が終わってから行うのが常でした。

営業終了後(就業時間後)に行うので一般で言うところでは、いわゆる残業ですね。

残業というと、多くの方が経験されているかと思いますが、僕らとの大きな違いが給与が発生するかしないかです。僕らには残業代は発生しません。

なぜなら、それは自主的に行う練習だからです。(自主練)

自分にスキルをつけるため、上を目指すための練習に給与は発生しないんですね。なんならお店の電気代(エアコン、ドライヤーなど)経費をお借りして夜中まで行っていますw

ところが、

そんな考え方はもう古い。練習は労働時間内に、営業終了後に練習するなら残業代を。。と一般の企業と同様な考え方をするサロンさんが増えているそうです。(一般の企業にもコロナを機に残業時間の見直しをしていると聞く)

企業→残業(与えられた仕事の残りもしくは準備など)

美容師→残業(自らのスキルアップの為の練習)

己のために行うことに給与が発生するの??ていう違和感w

美容室の場合、

お客様から頂く売上(経費、スタッフの給与)←スタイリストが作る←スタイリストが作る売上を助けるのがアシスタント。このような図式なので、練習が必要なアシスタントの給与はスタイリスト(売上)と共に作っている。

アシスタントの立場から見れば、営業中にヘルプしてスタイリストを助けてる。サロン(スタイリスト)の為に、営業終了後にも練習しているのだからと、考え方が変化してきているらしい。

では、

そのスキルを身につけるために誰に教えを乞うのでしょうか?

身につけたスキルを、誰に試すのでしょうか?

その経験をどこで積むのか?

時代の変化について行くことも大事だけどさ、、僕らはお客様に選ばれなければならない仕事なので、その為の努力は必要なのよね。

 

先日、同じ職人系(パティスリー)のお客様と話して感じた事。

面接の時に、うちは残業も早出出勤もある。(いわゆるグレー)なのでお店の近くに住んでほしい。(このことは面接時にその人のご両親にも伝える)その後、朝6:00から仕込みが始まったり。夜は終電が無くなることもある。(いわゆるグレーw)でも、、これは篩(ふるい)だと。ここで篩にかけられ残ったスタッフが職人になっていくと。それで良いと。

 

全く同じだと感じた。

 

当然、一般起業の方にも休日をキャリアアップの為に費やしている人もいる。どの業界も同じで、努力している人はいる。要は、考え方なのよね。

そもそも、こと労働環境においては一般企業と比較してもしょうがない部分がありますわね。

休みたいなら、この世界(職人)じゃないところへ行けば良いと思うし、お金は後からついてくるもの。その為に何をしたかなのよね。

 

ということで、

来月、カットセミナーへ参加することにしました。

どうも

京王線桜上水駅北口駅前 mo’cool(もうすぐ25周年)の僕ですw

ワクワクします😊

 

さっ今週も頑張ろ🕺🏻


by
関連記事