感謝
今日、娘が生まれてからずっと続けて来た一つの治療が終わることが担当医から告げられました。
この事について、ブログに残そうか迷いに迷いましたが
親として、娘に対する思いや、医療の力に感謝したく記する事にしました。
娘の事なので詳しくは表現できませんが14年の月日を今日改めて噛み締めたところです。
娘は、産まれてすぐに毎日注射が必要だと診断されました。
初めて我が子を持った僕ら夫婦には、かなり強い衝撃でした。
休みの度に大きな病院へ通い、産まれたばかりの娘は様々な検査を受け、そこから担当医により説明をもらい
看護師さんからレクチャーを受けて自宅での治療が始まりました。
治療は、注射を毎晩1回打つ。
赤ちゃんの小さなお尻に毎晩1回。
当然、娘は痛さに泣きます。 僕らも泣きながら打ちました。
、、毎晩です。
どこへ出かけても、寒い夜も、娘が疲れて眠ってしまっても、毎晩打ち続けました。
14年。
無事に、その治療の終わりを担当医から告げられたカミさんは、診察室で泣いたそうです。
14年支えてくださった、病院のスタッフさんたちからも娘と一緒に労いの言葉をもらったそうです。
まだ小さかった頃、注射を我慢すれば小学生になれると信じていた娘は、今では注射については嫌だと思ったことは無いそうです。
それは物心ついた時には、当たり前のように毎晩打っていたので、朝起きたらご飯を食べるのと一緒のようなものだと言います。
でも、、、注射は痛いです。
親バカですが、、こいつ強いなーと思いました。
まだこの先治療は続きますが、とりあえずひと段落つく事が出来ました。
東京都では、中学生までは医療費は税金でまかなえます。
高額医療に属する治療を行って来た僕ら家族にとっては、納税されている皆様のおかげと感謝しております。
支えていただいた担当医と医療スタッフさんには、長い間大変おせわになりました。
いつも相談に乗ってくれるホームドクターにも感謝いたします。
娘を出産するために壁に手をつき分娩室へ向かうカミさんの背中が今でも目に焼き付いてます。
娘を持って、僕ら夫婦は否応無く成長させられました。
来月15歳になる娘は、今日もたくさん夕飯食べてました(笑)
、、よかったな。
お疲れさま。