上京

 

僕の実家は造園業を営んでいます。

家は会社でもあったので、学校から帰り玄関を開けると事務所があり、設計や会計の方や叔父や叔母が座っていました。皆「おかえり!」と声をかけてくれます。

「ただいま」と返し、自分の部屋へと階段を登りますと、途中には2人の若い設計士さんがいつも大きな図面に向かっていて、「おうっおかえり!」と冗談を言い合いながら迎えてくれます。

そんな、いつも温かく皆さんに迎えてもらえる環境で育った僕は、いつしか、、“一人になりたい”と思うようになるのです。

なんでしょうね、、思春期ですかねw

高校生になり、進路を決める際には東京へ出ると決めていました。

上京してまもなく、出先から帰り賃貸マンションの鍵を開け部屋に入った時、当たり前なんだけど、そこには皆の温かく迎えてくれた笑顔は無く、薄暗い部屋と静寂。窓を開けると田舎では聞いた事のない喧騒だけが鼓膜に伝わってくる。

思ってもみなかった。

一人になれた喜びとは逆の、なんとも言えない寂しさが込み上げて来たのを覚えてます。

この季節になるといつも思い出す、あの時見た建物に差込む千歳烏山の夕陽は、忘れられない思い出です。

3月終わり

上京され、新生活が始まった方も多いこの季節、今まで地元では出来てた通学電車での飲食も、都内の私鉄沿線では誰もしてなくて、ふと見渡すとパン食べてるの自分だけだったりして焦ったりしてねw(あとたまにマックww)

良いんですっ♪

その周りに乗ってる乗客の殆どは、皆さんと同じく地方出身者ですからねw(そんな時もあったなー)と、温かく見守ってくれています。

さぁー!人生の第二幕が始まります!

自分で選択した道だからこそ、これからはその道沿いにいる大切な人達との出会いが沢山待っています。

ようこそ!

BLUE GIANTへ(映画の影響受け過ぎw

さぁ!今週も頑張ろ🕺🏻


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